BOB SEGERは11/27に中西部のメイジャース・ストアで限定発売され、3日後にSEGERのオフィシャル・サイトで購入可能になる『EARLY SEGER, VOL.1』に収める10曲のため倉庫を探し回っていた。

このコレクションのハイライトは4曲の未発表曲で、そのうち3曲（「STAR TONIGHT」、「WILDFIRE」、「DAYS WHEN THE RAIN WOULD COME」）は80年代初期に書かれたものだ。「STAR TONIGHT」はDON JOHNSONが彼の1986年のアルバム『HEARTBEAT』のためにレコーディングした曲。また、「GETS YA PUMPIN’」はもともとSEGERの1973年のアルバム『SEVEN』に「PUMPIN’」として収録されていた曲だが、1977年に再レコーディングされていたもの。いずれの曲もSEGERがこの9月、デトロイト郊外にあるKID ROCKのスタジオで新しいボーカルを入れ、ホーンや別の楽器を加えてリニューアルしている。

また、SEGERはアルバム『SEVEN』からの「LONG SONG COMIN’」も再レコーディングした。その他の収録曲（TIM HARDINの「IF I WERE A CARPENTER」のカバー、1972年のSEGERのアルバム『SMOKIN’O.P.’S』収録の「SOMEDAY」、1973年の『BACK IN ‘72』収録のALLMAN BROTHERS
BANDの「MIDNIGHT RIDER」のゴスペルふうカバー、『SEVEN』収録の「GET OUT OF DENVER」と「U.M.C.(UPPER MIDDLE CLASS)」）はすべてオリジナル・テープからのリマスターになっている。

『EARLY SEGER』はSEGERにとって2006年の『FACE THE PROMISE』以来の作品。アルバムをプロモートするためのライブ出演は計画していないものの、コレクションをさらに出していくことを考えていると言われている。